2027年NHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』(2027年1月10日放送開始/主演・松坂桃李)の関連記事です。▶ 大河『逆賊の幕臣』特集に、関連記事とキャスト一覧をまとめています。
大河ドラマ『逆賊の幕臣』の主人公は、幕末の幕臣・小栗忠順(おぐり ただまさ、小栗上野介)です。横須賀製鉄所をつくり、幕府の財政と外交を支えながら、明治維新の直後に「逆賊」として斬られた人物です。
幕末歴史ガイドでは、小栗忠順とその周りの人々、ゆかりの地について記事を書いてきました。このページでは、それらを生涯の流れに沿って並べています。ドラマを見る前の予習にも、見たあとの答え合わせにも使ってください。
小栗の大河ドラマ—基本情報
| タイトル | NHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』(2027年) |
|---|---|
| 主人公 | 小栗忠順(小栗上野介) |
| 主演 | 松坂桃李 |
| 脚本 | 安達奈緒子 |
| 放送開始 | 2027年1月10日 |
| キャスト | 大河『逆賊の幕臣』特集にキャスト一覧をまとめています |
ドラマを見る前に、小栗が何をした人か、なぜ斬られたのか、生きていたらどうなったかを押さえておくと、物語がぐっと分かりやすくなります。
▶ あわせて読みたい — 大河『逆賊の幕臣』関連
まず読みたい一本
小栗忠順が何をした人物なのかを、生涯の流れに沿ってまとめた入口の記事です。
- 小栗忠順(小栗上野介)とは何をした人物か—横須賀を作り、罪なくして斬られた幕臣
旗本の家に生まれ、勘定奉行へ
三河以来の旗本・小栗家の成り立ちと、忠順がどのように出世していったのかをたどります。
- 小栗家とは—三河以来の旗本は何石で、城はあったのか。先祖の「又一」から権田村三百七十五石まで
- 小栗忠順はどう出世したのか—屋敷の中の漢学塾、直心影流の免許皆伝、勘定奉行四度の役職年表
アメリカを見た幕臣—万延元年遣米使節
目付として遣米使節に加わり、造幣局やネジを見た経験が、のちの仕事の原点になりました。
- 万延元年遣米使節とは—幕末の七十七人、小判を溶かした造幣局と、持ち帰ったネジ
横須賀製鉄所とフランス
忠順の最大の仕事ともいえる横須賀製鉄所と、その資金や人脈をめぐる記事です。
- 横須賀製鉄所とは—小栗忠順とヴェルニーが作り、いまも動いている幕末の造船所
- 幕府とフランスの借款交渉とは—ロッシュと小栗忠順、横須賀製鉄所の資金と六百万ドルの行方
- 栗本鋤雲とは—箱館の医者からフランス通の幕臣へ、小栗忠順を書き残した人
- 兵庫商社とは—小栗忠順が大坂の豪商二十人に作らせ、半年で消えた組織
小栗忠順と勝海舟
同じ幕府に仕えながら、正反対の道を選んだ二人を比べます。ドラマでも対立の軸になりそうな関係です。
- 小栗忠順と勝海舟—同じ幕府に仕えた二人は、なぜ正反対の道を選んだのか
- 小栗忠順と勝海舟を比べる—石高・家格・役職の表でみる、二人の幕臣の階段と結末
▶ 「主人公・小栗忠順の生涯」の記事
- 小栗忠順(おぐり ただまさ/小栗上野介)とは何をした人?—大河で松坂桃李さんが演じる主人公、横須賀を作り罪なくして斬られた幕臣
- 小栗忠順の役職一覧—勘定奉行四度、外国奉行・軍艦奉行・海軍奉行並まで。どう出世したのかを年表でみる
- 万延元年遣米使節とは—幕末の七十七人、小判を溶かした造幣局と、持ち帰ったネジ
- 小栗忠順と勝海舟を比べる—石高・家格・役職の表でみる、二人の幕臣の階段と結末
- 小栗忠順と勝海舟—同じ幕府に仕えた二人は、なぜ正反対の道を選んだのか
- 【幕末のもしも】慶喜が大坂城から逃げ帰らなかったら—海を押さえ、四方から京都を囲む
- 小栗忠順の罷免とは—慶応四年正月、鳥羽伏見の敗報が届いた江戸城で起きたこと
- 【幕末のもしも】小栗忠順の作戦が採用されていたら—箱根で止め、艦隊で日本海も押さえる
- 小栗上野介はなぜ殺されたのか—斬られた理由と最後の地・烏川の水沼河原、取り調べなき処刑の六十四日
- 小栗忠順はいつ再評価されたのか—大正十一年の胸像、昭和七年の碑、百年かけた名誉回復
- 小栗上野介の埋蔵金伝説とは—赤城山の噂は誰が言い出したのか、明治十九年からの百四十年
- 小栗上野介は権田村に砲台や陣屋を築いていたのか—大砲二門・小銃二十挺は「謀反の証拠」か、防犯の備えか
- 小栗上野介の処刑は誰が決めたのか—薩長の命令か、功をあせった現場か
- 小栗上野介の処刑に抗議した人はいたのか—新政府に調査の記録はなく、斬った軍監は県知事に
- 小栗上野介と親しかったのは誰か—新政府に仕えた部下、渋沢栄一、大隈重信、栗本鋤雲
- 小栗家の領地・権田村とは—いつから知行所だったのか、年貢はどう届いたのか、家臣は何人いたのか
- 旗本と大名はどちらが偉いのか—同格ではない理由と、二千七百石の小栗上野介の立ち位置
- 塚本真彦とは何をした人物か—小栗上野介の用人、高崎で斬られた家臣
- 中島三左衛門とは—小栗の妻子を会津へ逃がし、首を取り返した権田村の村役人
罷免、そして「逆賊」として斬られるまで
鳥羽伏見の敗報のあと江戸城で罷免され、上野国の権田村へ移った忠順が、取り調べもなく斬られるまでを追います。
- 小栗忠順の罷免とは—慶応四年正月、鳥羽伏見の敗報が届いた江戸城で起きたこと
- 小栗忠順はなぜ斬られたのか—幕末最後の勘定奉行、取り調べなき処刑と村人が取り返した首
残された家族と、恩を返した人々
身重の妻・道子の会津への逃避行、遺児のその後、そして小栗家を支えた三野村利左衛門の話です。
- 小栗忠順の妻はどう会津へ落ちのびたのか—慶応四年閏四月、身重の道子を守った権田村の二十二日
- 小栗忠順の遺児はどう生きたか—会津へ逃げた身重の妻と、三野村・大隈が支えた家
- 三野村利左衛門とは何をした人物か—小栗忠順に恩を返し、三井を救った大番頭
「逆賊」から再評価へ
死後に広まった埋蔵金伝説と、胸像や碑によって名誉が回復されていく百年の歩みをまとめました。
- 小栗忠順はいつ再評価されたのか—大正十一年の胸像、昭和七年の碑、百年かけた名誉回復
- 小栗上野介の埋蔵金伝説とは—赤城山の噂は誰が言い出したのか、明治十九年からの百四十年
ゆかりの地を歩く(現地取材)
首を取り返した村・権田の東善寺をはじめ、小栗上野介をしのぶ場所を実際に歩いた記録です。
- 【現地取材】小栗上野介はどこで生まれたか—生誕地・神田駿河台と、横須賀のゆかりの地を歩く ヴェルニー公園の胸像と記念石、神田駿河台の生誕地
- 【現地取材】東善寺と小栗上野介の墓—首を取り返した村、雨の権田を歩く
- 【現地取材】小栗上野介をしのぶ四つの場所—権田の本墓、大宮の首塚、雑司ヶ谷の累代墓、横須賀の胸像
- 【現地取材】飯田城を歩く—安政六年の石碑に、小栗忠順の師が文を寄せていた
- 【現地取材】記念艦三笠と東郷平八郎—幕末の海戦を戦った少年が、四十年後に立った艦橋
小栗忠順のゆかりの地をめぐる
小栗のゆかりの地は、東京・横須賀・埼玉・群馬に集まっています。姉妹サイト「日本の歴史旅ガイド」で、都内から回るモデルコースを紹介しています。
- 【現地取材】小栗上野介はどこで生まれたか—生誕地・神田駿河台と、横須賀のゆかりの地を歩く(ヴェルニー公園の胸像と、烏川の河原から運ばれた記念石。神田駿河台の生誕地)
- 小栗上野介ゆかりの地 ― 東京・横須賀・埼玉・群馬をたどる(まとめ)
- 倉渕・東善寺をめぐるモデルコース(都内発・車で1泊2日。墓所の東善寺、最期の地、普門院の首塚)
- 横須賀の日帰りコース(都内発。軍港めぐりで、小栗が始めた造船所を海から見られます)
倉渕(高崎市)の東善寺や最期の地は駅から離れているので、高崎駅前でレンタカーを借りると回りやすくなります。各社の料金はじゃらんレンタカーで比べられます(PR)。
泊まりがけで回るなら、宿は高崎駅の周辺か、倉渕から車で40〜50分ほどの伊香保温泉が便利です。横須賀は横須賀中央駅のまわりに宿が集まっています。空き室はじゃらんnet(高崎駅周辺・伊香保温泉・横須賀中央)で探せます(PR)。
小栗忠順をもっと知る本
記事の内容をもっと知りたい方に、小栗忠順を扱った本を紹介します。
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2027年NHK大河ドラマ
『逆賊の幕臣』大河ドラマ特集
放送日・キャスト28人と相関・あらすじ・見どころから、主人公・小栗忠順の生涯とゆかりの地の現地写真まで、1ページで徹底解説しています。
▶ 大河『逆賊の幕臣』の登場人物を知る
- 宅麻伸さんが演じる徳川家慶とは何をした人物か—「そうせい様」と呼ばれた十二代、天保の改革と阿部正弘の抜擢、黒船十九日後の死
- ふかわりょうさんが演じる徳川家定とは何をした人物か—黒船の直後に将軍となった「お飾り」の十三代、ほんとうに暗愚だったのか
- 神尾楓珠さんが演じる徳川家茂とは何をした人物か—十三歳で将軍、和宮と結ばれ、二十一歳で大坂城に没した十四代
- 岩田剛典さんが演じる阿部正弘とは何をした人物か—二十七歳で老中首座、黒船に「みんなの意見」を聞いた宰相
- 北村一輝さんが演じる鳥居耀蔵とは何をした人物か—天保の改革の「妖怪」、蘭学者を陥れ、二十三年の幽閉を生き延びた南町奉行
- 柄本明さんが演じる徳川斉昭とは何をした人物か—攘夷の旗頭「烈公」、慶喜を将軍にしようと井伊直弼と争った水戸藩主
- 岡部たかしさんが演じる井伊直弼とは何をした人物か—埋木舎の部屋住みから大老へ、小栗忠順を世に出し桜田門外に散った人
- 中村雅俊さんが演じる安積艮斎とは何をした人物か—小栗家の屋敷で塾を開き、二千人を育てた儒学者
- 宮野真守さんが演じる滝川具挙とは何をした人物か—小栗家の隣人、鳥羽街道で「通せ」と押し問答した大目付
- 高橋光臣さんが演じる駒井朝温とは何をした人物か—小栗の三歳上の幼なじみ、次男を小栗家の養子に出した大目付
- 芝大輔さんが演じる朝比奈昌広とは何をした人物か—小栗と同い年、将軍家定のそばに仕え、長崎奉行・勘定奉行を務めた旗本
- 甲本雅裕さんが演じる佐藤藤七とは何をした人物か—世界一周した上州権田村の名主、五十四歳の遣米使節従者
- 草川拓弥さんが演じる荒川祐蔵とは何をした人物か—遣米使節の従者から、小栗とともに斬られた家臣へ
- ANIさんが演じる武笠祐左衛門とは何をした人物か—小栗家の用人、主の首を大宮へ運んだと伝わる小姓・銀之助の父
- 瀧内公美さんが演じる勝民子(たみ)とは何をした人物か—貧乏旗本の勝海舟を支え、「勝のそばには埋めないで」と遺した妻
- 青木崇高さんが演じる栗本鋤雲とは—箱館の医者からフランス通の幕臣へ、小栗忠順を書き残した人
- 大河『逆賊の幕臣』朝廷側のキャストが発表されました—孝明天皇・明治天皇・岩倉具視・鷹司政通とは何をした人か
あわせて読みたい
小栗忠順と同じ時代に海を渡った長州藩の若者たちについては「長州ファイブとは」で紹介しています。
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