銃器– category –
-
銃器
もう一つの連発銃——ヘンリー銃、スペンサーと競った多弾数
幕末の連発銃といえば、7連発のスペンサー銃が有名です。しかし、同じ時代のアメリカには、それと肩を並べるもう一つの連発銃がありました。「ヘンリー銃」です。銃身の下に長い弾倉を備え、十数発もの弾を連続して撃てたこの銃は、のちの名銃ウィンチェス... -
銃器
後装銃のパイオニア——ドライゼ銃(プロイセンの針銃)
幕末に旧幕府側が用いたフランス製のシャスポー銃は、後装式のニードルガンとして知られています。しかし、その後装ニードル銃の“元祖”ともいえる銃が、ドイツのプロイセンにありました。「ドライゼ銃」です。世界に先がけて後装式を実用化したこの銃は、... -
銃器
ゲベールとミニエーのあいだ——ヤーゲル銃とは
幕末の小銃を「命中精度」という物差しで並べると、滑腔で当たりにくいゲベール銃と、施条とミニエー弾で高精度を実現したミニエー銃のあいだに、もう一つの銃が位置します。「ヤーゲル銃」です。あまり有名ではありませんが、施条を備えた銃として、ゲベ... -
銃器
すべての始まり——火縄銃(種子島)と幕末
スペンサー銃やミニエー銃といった幕末の新式銃をたどっていくと、その源流には一挺の銃が見えてきます。日本の銃のルーツ、「火縄銃(ひなわじゅう)」です。戦国時代に伝来し、日本の戦のあり方を一変させたこの銃は、幕末にはすでに旧式となっていまし... -
銃器
頭上から降る砲弾——臼砲、幕末の“曲射”兵器
大砲というと、狙った方向へまっすぐ砲弾を撃ち出す姿を思い浮かべます。しかし、あえて弾を高々と山なりに撃ち上げ、目標の頭上から落下させる大砲もありました。それが「臼砲(きゅうほう)」です。まっすぐ飛ぶ砲弾では狙えない、壁や遮蔽物の裏側にひ... -
銃器
戊辰の主力野砲——十二斤砲(ナポレオン砲)とは
戊辰戦争の戦場で、軽快な四斤山砲とともに主力として活躍したのが「十二斤砲(じゅうにきんほう)」です。ナポレオン3世時代のフランスに由来することから「ナポレオン砲」とも呼ばれるこの大砲は、扱いやすさと威力のバランスに優れ、幕末の野戦を支える... -
銃器
前装銃を“後装”に変えた——スナイドル銃という橋渡し
幕末の銃の進化を語るとき、前装式(銃口から弾を込める)から後装式(銃の後方から込める)への移行は大きな節目でした。その橋渡しをした一挺が「スナイドル銃」です。まったく新しい銃を一から作るのではなく、すでに大量にあった前装銃を後装式に“改造... -
銃器
坂本龍馬を救った拳銃——スミス&ウェッソンと寺田屋事件
幕末の銃といえば、戦場で兵士が構える小銃や大砲を思い浮かべます。しかし、志士たちが身を守るために懐に忍ばせた「拳銃(リボルバー)」もまた、この時代を語る重要な一挺でした。とりわけ有名なのが、坂本龍馬が持っていたとされるスミス&ウェッソン... -
銃器
火縄銃から連発銃まで——幕末、銃はこうして進化した【入門まとめ】
幕末のわずか十数年のあいだに、銃と大砲は驚くほどのスピードで進化しました。火縄銃の延長にあるような旧式の銃から、連発銃や後装式の大砲まで——その差は、そのまま戊辰戦争の勝敗を分ける力となります。この記事では、幕末の火器がどのように進化して... -
銃器
戊辰戦争を駆けめぐった軽量砲——四斤山砲とは
戊辰戦争の戦場を、あちこち身軽に駆けめぐった大砲があります。「四斤山砲(よんきんさんぽう)」です。アームストロング砲のような最新鋭の大砲が注目を集める一方で、この小型で扱いやすい砲は、実際の戦いで新政府軍や諸藩に広く用いられ、大きな役割... -
銃器
幕末に現れた“機関砲”——河井継之助が愛したガトリング砲
一分間に数百発——引き金を引き続けなくても、ハンドルを回すだけで弾丸を浴びせ続ける。そんな“機関砲”が、幕末の日本にも持ち込まれていました。ガトリング砲です。とりわけ、越後の長岡藩でこの兵器を戦力に加えた家老・河井継之助の逸話は広く知られて... -
銃器
彰義隊を沈黙させた大砲——アームストロング砲の衝撃
幕末の火力革命は、小銃だけの話ではありませんでした。大砲もまた、劇的な進化を遂げていたのです。その最先端をいく兵器が、イギリス製の「アームストロング砲」でした。従来の大砲を過去のものにするほどの射程と精度を誇り、戊辰戦争の一場面では、た... -
銃器
7連発ではない、しかし当時最強クラス——幕府が頼ったシャスポー銃
「しゃすぽー銃」という名前は聞いたことがあっても、その正体はあまり知られていません。7連発の連発銃と混同されることもありますが、実際は違います。シャスポー銃は、当時最新鋭のフランス製“後装式単発ライフル”でした。単発でありながら、旧来の前装... -
銃器
幕末で最も撃たれた銃——エンフィールド銃という“ベストセラー”
幕末の日本に、外国から膨大な数の銃が持ち込まれました。そのなかでも、最も多く輸入され、各地の戦場で用いられた小銃の一つが「エンフィールド銃」です。イギリスで生まれたこの銃は、確かな性能と信頼性で、幕末のいわば“ベストセラー”となりました。... -
銃器
戦場の常識を変えた弾丸——ミニエー銃(新ゲベール)とは
「前装式(銃口から弾を込める方式)なのに、よく当たる」——そんな一見矛盾した特徴で戦場の常識を塗り替えたのが、ミニエー銃です。旧式のゲベール銃に施条(ライフリング)を施した改良型であることから、日本では「新ゲベール」と呼ばれることもありま... -
銃器
命中しない鉄砲——幕末を支えた旧式銃“ゲベール銃”とは
幕末の戦場を語るとき、スペンサー銃やミニエー銃といった新式銃に注目が集まりがちです。しかし幕末の初め、多くの藩が実際に手にしていたのは、それよりずっと古いタイプの銃でした。その代表が「ゲベール銃」です。命中精度は高くなく、性能面ではのち... -
銃器
7連発が戦場を変えた——スペンサー銃、幕末に現れた“連発銃”の衝撃
幕末の戦場に、それまでの戦いの常識をひっくり返す一挺の銃が現れました。スペンサー銃です。当時、銃といえば一発撃つたびに銃口から弾と火薬を詰め直す「前装式」が主流で、次の一発を撃つには手間も時間もかかりました。ところがスペンサー銃は、なん...
1
