東北・北海道の藩一覧(幕末)—五十二藩を石高順に。藩主家・最後の藩主・幕末のうごき

当サイトが個別のページを持つ東北・北海道の藩は、支藩や途中で廃藩になったものを含めて五十二あります。いちばん大きいのが仙台藩の六十二万石です。

下の表は、その五十二を石高の大きい順に並べたものです。藩の名前をたどれば、その藩の個別ページへ進めます。

目次

東北・北海道の藩一覧(石高順・五十二藩)

藩 藩主家・石高 最後の藩主 幕末のうごき
仙台藩 伊達家62万石 伊達慶邦 戊辰戦争では奥羽越列藩同盟の盟主となった仙台藩
会津藩 松平家23万石 松平容保 戊辰戦争最大の激戦地で白虎隊の悲劇が起こった会津藩
久保田藩(秋田藩) 佐竹家20万石 佐竹義堯 戊辰戦争では新政府軍として奥羽越列藩同盟軍と徹底交戦した久保田藩
盛岡藩(南部藩) 南部家20万石 南部利恭 戊辰戦争では久保田藩を攻撃し終戦と共に白石藩へ減転封となった南部藩
庄内藩(鶴岡藩・大泉藩) 酒井家17万石 酒井忠篤 奥羽越列藩同盟軍で最後まで新政府軍と戦い連戦連勝した庄内藩
米沢藩 上杉家14万7千石 上杉茂憲 奥羽越列藩同盟では仙台藩と共に盟主となり交戦した米沢藩
二本松藩 丹羽家10万7百石 丹羽長国 戊辰戦争では二本松少年隊の悲劇で知られる二本松藩
弘前藩(津軽藩) 津軽家10万石 津軽承昭 早くから新政府軍につくも各地で旧幕府軍に連戦連敗した弘前藩
棚倉藩 阿部家10万石 阿部正静 奥羽越列藩同盟に加わり新政府軍の攻撃で落城した棚倉藩
白河藩 阿部家10万石 阿部正静 幕末時には棚倉へ移封により廃藩 城主不在のまま白河城攻防戦が勃発した
新庄藩 戸沢家6万石 戸沢正実 戊辰戦争では庄内藩の攻撃で落城した新庄藩
相馬中村藩 相馬家6万石 相馬誠胤 奥羽越列藩同盟に参加し仙台藩・米沢藩と共に新政府軍と交戦したが早々に恭順した相馬中村藩
三春藩 秋田家5万石 秋田映季 無血開城して新政府側に転じ「裏切り」と語られた三春藩
山形藩 水野家5万石 水野忠弘 奥羽越列藩同盟に加わるも米沢藩・仙台藩の降伏とともに恭順した山形藩
磐城平藩 安藤家4万石 安藤信正 坂下門外の変で浪士に襲撃された安藤信正の磐城平藩
一関藩(仙台藩支藩) 田村家3万石 田村崇顕 戊辰戦争では仙台藩と共に奥羽越列藩同盟に加盟したため減封された一関藩
岩沼藩(仙台藩支藩) 田村家3万石 田村建顕 一関藩へ移封のため廃藩
上山藩 松平家3万石 松平信庸 奥羽越列藩同盟に与して久保田藩を攻めた上山藩
中津山藩(仙台藩支藩) 伊達家3万石 伊達村和 供の者が江戸城登城中に旗本と刃傷に及び改易となった中津山藩
斗南藩 松平家3万石 松平容大 会津戦争の敗戦後に家名存続を許され移封し立藩した斗南藩
福島藩 板倉家3万石 板倉勝達 奥羽越列藩同盟に加盟したため減封の上三河国重原藩へ移封となった板倉氏
出羽松山藩(庄内藩支藩) 酒井家2万5千石 酒井忠良 本藩の庄内藩と共に奥羽越列藩同盟に加盟して参戦した出羽松山藩
岩崎藩(久保田藩支藩) 佐竹家2万石 佐竹義諶 戊辰戦争では本藩とともに新政府軍側で戦った岩崎藩
亀田藩 岩城家2万石 岩城隆邦 庄内藩と共に新政府軍と戦った亀田藩
窪田藩 土方家2万石 土方雄隆 跡目相続のお家騒動により幕末前に改易
桑折藩 松平家2万石 松平忠恒 幕末前に上野篠塚へ転封となり廃藩
高畠藩 織田家2万石 織田信美 天童への移封に伴い廃藩
守山藩(水戸藩支藩) 松平家2万石 松平頼升 戊辰戦争では戦うことなく恭順した守山藩
泉藩 本多家2万石 本多忠紀 奥羽越列藩同盟に加盟し新政府軍と交戦した泉藩
天童藩 織田家2万石 織田信敏 奥羽鎮撫先導を命じられるがほどなく奥羽越列藩同盟に加わった天童藩
白河新田藩(白河藩支藩) 松平家2万石 松平忠尚 陸奥桑折藩に移封となり廃藩
八戸藩 南部家2万石 南部信順 奥羽越列藩同盟に加わるも薩摩藩出身の藩主のもとで処分を免れた八戸藩
本荘藩 六郷家2万石 六郷政鑑 奥羽越列藩同盟からいち早く脱退し新政府軍に従った本荘藩
湯長谷藩 内藤家1万5千石 内藤政養 奥羽越列藩同盟に加盟各地に転戦したため新政府軍に攻められ落城した湯長谷藩
左沢藩(左沢楯山城) 酒井家1万2千石 酒井直次 幕末前に出羽松山藩へ併呑
七戸藩(盛岡藩支藩) 南部家1万1千石 南部信民 南部藩宗家と共に戊辰戦争を闘ったため減封された七戸藩
長瀞藩 米津家1万1千石 米津政敏 庄内藩に与したため天童藩に陣屋を焼かれた長瀞藩
下手渡藩 立花家1万石 立花種恭 奥羽戦争では新政府軍側で仙台藩と戦った下手渡藩
久保田新田藩(久保田藩支藩) 佐竹家1万石 佐竹義堅 久保田藩主を継いだため幕末前に廃藩
黒石藩(弘前藩支藩) 津軽家1万石 津軽承叙 幕末時は本藩と同様に新政府軍に与した黒石藩
出羽丸岡藩 加藤家1万石 加藤忠広 忠広死去と共に廃藩
松前藩(館藩) 松前家1万石 松前修広 正議隊の藩政掌握により新政府軍へ寝返った松前藩
仁賀保藩 仁賀保家1万石 仁賀保挙誠 江戸時代に分与旗本となり廃藩
石川藩 本多家1万石 本多忠利 三河国挙母藩への移封にて廃藩
浅川藩 本多家1万石 本多忠晴 幕末前に三河国伊保藩への移封により廃藩
村山藩 本多家1万石 本多助芳 糸魚川藩への移封にて廃藩
大久保藩 本多家1万石 本多政利 藩政不届きにより幕末前に改易
大山藩(庄内藩支藩) 酒井家1万石 酒井忠解 嗣子がなく幕末前に廃藩
米沢新田藩(米沢藩支藩) 上杉家1万石 上杉勝道 米沢宗家が新政府軍に交戦したため減封のため吸収された米沢新田藩
矢島藩 生駒家1万石 生駒親敬 戊辰戦争では新政府軍に与したため庄内藩の攻撃を受け陣屋を自焼した矢島藩
陸奥下村藩 田沼家1万石 田沼意正 幕末前に相良へ移封となり廃藩
梁川藩 松前家9千石 松前章広 幕末前に蝦夷松前へ再封となり廃藩

石高で見ると

十万石を超えるのは一十藩です。仙台藩(六十二万石)、会津藩(二十三万石)、久保田藩(二十万石)、盛岡藩(二十万石)、庄内藩(一十七万石)、米沢藩(一十四万七千石)、二本松藩(一十万七百石)、弘前藩(一十万石)、棚倉藩(一十万石)、白河藩(一十万石)。

いちばん小さいのは梁川藩の九千石です。東北・北海道の藩は、数万石の小さな藩が大半を占めます。

この一覧の数え方について

  • 支藩も一つとして数えています。この地方では一十二藩がそれにあたります。
  • 幕末より前に廃藩・移封になった藩も含めています。表の「幕末のうごき」に「移封のため廃藩」などと書いてあるものは、幕末の時点では藩として存在していません。
  • 石高は当サイトの各藩ページに記した数字です。表高・内高・最終的な高は資料によって違いがあります。

参考にした資料

  • 当サイトの各藩ページ(典拠は各ページの参考資料に記載)
  • URLをコピーしました!
目次