現地取材– category –
運営者が実際に訪ねた城跡・史跡・寺社の記録です。自分で撮った写真とともに、現地で見たもの、案内板や資料館で分かったこと、行き方を紹介しています。小栗忠順ゆかりの地、新選組の屯所跡、池田屋・近江屋の跡なども歩いています。
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【現地取材】韮山反射炉と江川邸を歩く|大砲を生んだ炉と、桂小五郎も学んだ江川塾
幕末の日本が、黒船に象徴される西洋の軍事力に必死で追いつこうとした—その最前線の遺構が、静岡県伊豆の国市にあります。韮山(にらやま)反射炉。大砲を鋳造するために築かれた、世界文化遺産の炉です。そしてこの炉を計画したのが、韮山代官江川英龍(え... -
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【現地取材】龍岡城五稜郭を歩く|信州の小藩がのこした、もう一つの星形城郭
「五稜郭」と聞けば、たいていの人は北海道の函館を思い浮かべます。私もそうでした。だから長野県佐久市に、もう一つの五稜郭があると知ったときは、正直おどろきました。その名は龍岡城(たつおかじょう)五稜郭。幕末、わずか一万二千石ほどの小藩が、信... -
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【現地取材】小田原城を歩く|二転三転した幕末の藩論と、大久保家十一万石の城
幕末の藩を歩いて知ろうと各地の史跡を訪ねています。今回は神奈川県小田原市。箱根の玄関口として知られるこの町は、江戸時代を通じて大久保家十一万三千石の城下であり、東海道でも指折りの要衝でした。そして幕末、小田原藩は生き残りをかけて藩論が二... -
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【現地取材】江戸城を歩く|無血開城の舞台と、天守なき将軍の城
幕末の藩を歩いて知ろうと各地の史跡を訪ねてきましたが、今回は幕末史の“総本山”ともいえる場所—江戸城です。今の皇居。徳川十五代の将軍が座した城であり、幕末のクライマックス、江戸無血開城の舞台でもあります。ただし、有名な「松の大廊下」の刃傷事... -
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【現地取材】佐倉城と堀田正睦を歩く|「老中の城」に立つ、開国に敗れた宰相と義民の里
幕末の藩を歩いて知ろうと各地の史跡を訪ねていますが、今回は千葉県佐倉市。城下町の風情は残るものの、正直なところ観光地としては地味な部類でしょう。けれど幕末史のうえで、佐倉は決して小さな町ではありません。ここは開国を主導した老中・堀田正睦... -
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【現地取材】赤穂城と大石神社を歩く|忠臣蔵の里に刻まれた「幕末」
幕末の藩を歩いて知ろうと各地の史跡を訪ねていますが、今回は少し毛色の違う土地に足を運びました。兵庫県赤穂市。名前を聞けば、多くの人が思い浮かべるのは「忠臣蔵」—元禄十五年の討ち入りでしょう。けれど赤穂は、元禄で時が止まった町ではありません... -
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【現地取材】天空の城・竹田城跡から生野銀山へ|維新の魁となった「生野義挙」を歩く
「日本のマチュピチュ」とも呼ばれる竹田城跡と、そこから車で30分ほどの生野銀山。どちらも兵庫県朝来市にありますが、竹田城そのものは慶長五年(1600年)に廃城となっており、幕末とは直接の関わりを持ちません。ただしすぐ近くの生野では、文久三年(1... -
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【現地取材】日本三大平山城・津山城を歩く|尊皇攘夷派を抑え無事に幕末を乗り切った津山藩
美作国津山(現在の岡山県津山市)にそびえる津山城は、本丸まで45メートルにも達する高石垣を誇る「日本三大平山城」のひとつです。江戸時代には松平家十万石の津山藩の居城となり、幕末には藩主・松平慶倫が朝廷と幕府の調停役を務めるなど、激動の時代... -
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【現地取材】世界遺産・国宝姫路城を歩く|最後まで忠節を貫き朝敵となった姫路藩
播磨国姫路(現在の兵庫県姫路市)にそびえる姫路城は、白漆喰の美しい外観から「白鷺城」とも呼ばれ、日本初のユネスコ世界文化遺産・国宝五城のひとつとして知られています。江戸時代には酒井家十五万石の姫路藩の居城となり、幕末には最後まで徳川家へ... -
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【現地取材】天守なき名城・明石城を歩く|譜代御家門ゆえに揺れた明石藩の幕末
播磨国明石(現在の兵庫県明石市)に築かれた明石城は、天守を持たないまま本丸四隅に4棟の櫓を配した独特の姿で知られる名城です。江戸時代には松平家八万石の明石藩の居城となり、幕末には将軍家門という立場ゆえに、鳥羽・伏見の戦いで旧幕府方として参... -
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【現地取材】水の都にそびえる大垣城を歩く|鳥羽伏見からの大転換、新政府軍先鋒となった大垣藩
美濃国大垣(現在の岐阜県大垣市)は、周囲を清流に囲まれた「水の都」として知られています。その中心に立つのが大垣城。江戸時代には譜代の名門・戸田家十万石の大垣藩の居城となり、幕末には鳥羽・伏見の戦いで一度は朝敵とされながら、劇的な方針転換... -
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【現地取材】黒漆の国宝天守・松本城を歩く|天狗党の乱から恭順へ、松本藩の幕末
信濃国松本(現在の長野県松本市)にそびえる松本城は、五重六階の天守が国宝に指定された「国宝五城」のひとつです。江戸時代には松平(戸田松平)家六万石の松本藩の居城となり、幕末には天狗党の乱への出兵や新政府への恭順など、激動の時代を経験しま... -
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【現地取材】新選組の原点、伝通院|清河八郎ら幕末の志士が眠る徳川家の菩提寺
東京・文京区、小石川の一角に、徳川家ゆかりの古刹「伝通院(でんづういん)」があります。徳川家康の生母・於大の方の菩提寺として知られるこの寺は、実は幕末史においても見逃せない舞台でした。のちに新選組を生む「浪士組」が、この寺で結成されたの... -
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【現地取材】抹茶の城下町にたたずむ西尾城|大給松平家と戊辰の恭順
抹茶の産地として知られる三河・西尾(現在の愛知県西尾市)に、六万石の譜代大名・大給松平家の西尾藩の居城、西尾城がありました。雨の降る中、市街地に残るその跡を歩いてきました。 西尾城とは—足利氏から大給松平家へ 西尾城の起源は鎌倉~南北朝期に... -
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【現地取材】日本で唯一の穴城・小諸城|牧野家と赤報隊事件の記憶
信濃国小諸(現在の長野県小諸市)には、城下町よりも低い場所に築かれた全国でも珍しい「穴城」、小諸城がありました。幕末には牧野家一万五千石の小諸藩の居城として、赤報隊事件という戊辰戦争の知られざる一幕の舞台にもなっています。晴れた日に、現... -
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【現地取材】渡辺崋山を生んだ海城・田原城跡を歩く|巴江城の記憶
渥美半島の付け根、三河湾に面した田原(現在の愛知県田原市)には、海と水堀に囲まれたことから「巴江城(はこうじょう)」とも呼ばれる田原城がありました。石高こそ一万二千石の小藩でしたが、幕末史に名を残す家老・渡辺崋山を輩出したことで知られる... -
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【現地取材】徳川家康生誕の城・岡崎城を歩く|譜代の名門・本多家と佐幕・尊皇の相克
三河国岡崎(現在の愛知県岡崎市)は、徳川家康が生まれた地として知られています。その中心にそびえるのが岡崎城。江戸時代には譜代の名門・本多家五万石の岡崎藩の居城となり、幕末には藩主が老中として幕政に深く関わりました。あいにくの雨でしたが、... -
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【現地取材】飯野陣屋と保科家|房総の小藩に息づく幕末・会津とのきずな
千葉県富津市の丘陵地に、江戸時代の小藩・飯野藩の陣屋跡がひっそりと残っています。飯野陣屋(いいのじんや)は、譜代大名・保科家が一万七千石余りの居所として二百年以上治め続けた場所ですが、その血筋をたどると、幕末の会津藩とも深いつながりが見... -
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【現地取材】小石川後楽園と水戸藩|水戸黄門の庭に息づく幕末の“知”
都心の真ん中に、江戸時代からの大名庭園が今も静かに広がっています。小石川後楽園(こいしかわこうらくえん)—ここは、幕末の思想的な震源地となった水戸徳川家(水戸藩)の、江戸屋敷の庭園です。美しい庭を歩きながら、その背後にある幕末とのつながり... -
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【現地取材】江戸総鎮守・神田明神と幕末|将軍も祈った社、維新の転換
幕末の江戸に生きた武士や町人たちは、どこに手を合わせていたのでしょうか。その中心の一つが、江戸の総鎮守(そうちんじゅ)として崇められた神田明神(かんだみょうじん/正式には神田神社)です。前回訪ねた幕府の最高学府・昌平坂学問所(湯島聖堂)... -
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【現地取材】矢沢城跡と真田氏|松代藩・佐久間象山へと続く道
信州・上田は、戦国の名族・真田氏ゆかりの地として知られます。その一角に、真田を支えた重臣の城跡が静かに残っていました。矢沢城跡(やざわじょうし)です。小さな城跡ですが、その案内板を読むと、戦国から幕末へと続く一本の糸が見えてきました。実...
