万年丸【薩摩藩 仮装軍艦 幕末軍艦】

万年丸
藩名 薩摩藩
藩主 島津斉淋
船種 仮装軍艦
機関 蒸気内車
備砲 4門
材質 鉄製
馬力 80馬力
写真

■ 詳細
1864年にイギリスのラナルクシルで建造されました。原名「キンリン」。1865年9月17日、7万5千ドルで薩摩藩が購入しました。本来の用途は輸送船であったが新造艦で性能が良好だったので武装して仮装軍艦として使用されました。翌年5月には安芸広島藩に売却となりました。

鳥羽伏見の戦い前の長州藩兵の輸送には芸州藩が協力しており、この万年丸が使われました。慶応4年、戊辰戦争中の柏崎で暴風に遭い沈没しました。

目次

所属した薩摩藩と、五代友厚

この汽船・万年丸を保有したのは、薩摩藩(島津家)です。薩摩藩は洋式の汽船を多数そろえ、海の力で幕末の政局を動かしました。

その海外との窓口で活躍したのが、五代友厚です。五代は長崎で英国商人グラバーらと結んで艦船や武器を買い付け、藩の若者をひそかにイギリスへ留学させました(薩摩藩英国留学生)。維新後は実業家として大阪の経済界を築き上げます。万年丸は、そうした薩摩の海外雄飛を支えた一隻です。

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