八雲丸一番【松江藩 スクリュー汽船 幕末軍艦】

八雲丸一番
藩名 松江藩
藩主 松平定安
船種 スクリュー汽船
機関 蒸気内車
備砲 8門
材質 鉄製
馬力 80馬力
写真 絵図

■ 詳細
イギリス製で原名はガーゼリ。長30間・幅4間半・337トン。
鉄船の第一八雲丸は当時の新鋭艦で時代を先取りした松江藩の軍艦でした。将軍「徳川家茂」の上洛や、長州戦争で幕府の兵を大阪から広島に輸送するなどの活躍をしました。

戊辰戦争が勃発するとその威力を発揮することなく能登沖で座礁し沈没しました。

目次

所属した松江藩と幕末の動き

この軍艦・八雲丸を運用したのは、出雲の松江藩(松平家)です。十八万石の親藩で、洋式の船で日本海の海防にあたりました。

松江藩は、茶人大名として名高い松平治郷(不昧)の子孫が治める親藩でした。徳川一門であるため幕末は佐幕的な傾向が強く、藩論はなかなか定まりませんでしたが、大勢が決すると新政府に恭順します。隠岐の支配をめぐって領民が自治を宣言した「隠岐騒動」も、この激動期に起きました。八雲丸は、去就に悩んだ親藩・松江の一隻です。

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