晨風丸【佐賀藩 カッター級輸送船 幕末軍艦】

晨風丸
藩名 佐賀藩
藩主 鍋島閑奏
船種 カッター級輸送船
機関 帆走
備砲 0門
材質 木製
馬力 0馬力
写真

■ 詳細
長崎形の姉妹船で、長12間・幅3間・50トン。
安政5年(1858年)4月11日に佐賀藩が肥前三重律造船所で独自に建造した洋式帆船です。当初、佐賀藩は蒸気船の開発を志したが模型の作製のみにて終了とし、帆船に目標を改めて、前年購入の「飛雲丸」を参考にカッター型帆船「晨風丸」建造しました。

目次

所属した佐賀藩と、佐野常民

この軍艦・晨風丸を運用したのも、佐賀藩(鍋島家)です。佐賀藩の科学と人道の両面を体現した人物が、佐野常民でした。

佐野は藩の精煉方(理化学の研究所)や三重津海軍所で近代技術の導入を担い、維新後は、西南戦争の負傷者救護をきっかけに日本赤十字社の前身「博愛社」を創設します。技術者であり人道家でもあった佐野の歩みは、佐賀藩の進取の気風をよく表しています。晨風丸は、その佐賀藩の一隻です。

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